Date. 2024.11.05

熊本へ移住したらどこに住む?リフォームが新築よりオススメな理由

熊本への移住者が増加中?!

ここ数年、熊本への移住者や移住を希望する人が増えてきていることをご存じでしょうか?

熊本県の地域振興課が令和6年(2024年)6月19日にまとめた「熊本県の移住定住推進の取組みについて」によると、令和5年(2023年)の移住者数は2,747名で過去最高となっています。

また、2019年~2023年までの、熊本への移住者および移住相談件数は以下のとおりです。

  • 2019年:移住者2,074名/移住相談者1,340名
  • 2020年:移住者1,620名/移住相談者1,200名
  • 2021年:移住者2,025名/移住相談者2,041名
  • 2022年:移住者2,315名/移住相談者2,993名
  • 2023年:移住者2,747名/移住相談者3,311名(過去最高)

出典:熊本県 地域振興課「熊本県の移住定住推進の取組みについて」(pdf)

熊本への移住者が増えている理由

熊本への移住者がこれだけ増えている理由としては、熊本県の「移住定住推進本部」によるオンライン相談会や、都市部でのプロモーションの強化などが要因として挙げられます。

たとえば、移住視察の交通費および宿泊費を支援したり、東京から熊本へ移住してくる人に最大100万円の移住支援金を支給(現在はすでに終了)したりと、移住者を増やすための施策を熊本県が主体となって数多く実施しています。

また、2024年に世界最大の半導体受託製造企業(ファウンドリ)である「TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited)」が熊本へ進出しました。これにより、TSMCで働く社員やその家族も、熊本への移住が活発化しています。

熊本へ移住するなら中古物件+リフォームがオススメ!


熊本へ移住後の住居の選択肢として、主に「賃貸」「新居の購入」「中古物件を買ってリフォーム」の3種類があります。

TSMCで働く目的の人であれば「賃貸」で良いかもしれませんが、熊本が好きでずっと暮らしたいと思っているのであれば、「新居の購入」か「中古物件を買ってリフォーム」になると思います。

そして実は、「新居の購入」よりも「中古物件を買ってリフォーム」するほうが、費用などさまざまな面でオススメです。

ここからは、熊本へ移住しようと思っている方に向けて、新居を購入するよりも中古物件を購入してリフォームしたほうがオススメの理由をご紹介していきます。

新築に比べてコストを抑えられる

熊本への移住者の方に「中古物件を買ってリフォーム」することをオススメする理由として、まず新築住宅を購入する場合に比べてコストが抑えられる点が挙げられます。

熊本県で中古住宅を買ってリフォームする場合の費用相場が「2,000万~3,000万円」前後なのに対し、新築の注文住宅を建てる場合は「4,000万円」以上が必要です。

そのため、少しでも予算を抑えて熊本に移住したい場合は、良い条件の中古物件を購入してリフォームすることをオススメいたします。

なお、熊本県で中古住宅を買ってリフォームする際の費用やメリット・デメリットについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

>>中古住宅を買ってリフォームするのは割安?リノベ費用や注意点|アネシスリフォーム リ;コーデ

中古物件なら新築よりも好立地の物件を選べる

熊本へ移住して新居を購入する場合、注文住宅だと土地探しから行わなくてはいけません。駅の近くなどの土地は基本的にすでに埋まっていることが多く、なかなか条件に見合う土地が見つからない場合も多いことが予想できます。

その場合、いい土地が見つからないといつまでも家を建てることができませんし、条件を妥協しなくてはいけないケースも出てくると思います。

中古住宅を買ってリフォームする場合、新築の場合にくらべて駅チカや住みたいエリアなど、希望に沿う好立地の場所を探しやすくなるメリットがあります。

なお、「アネシスリフォーム リ;コーデ」では、中古物件探しからお手伝いすることが可能です。熊本へ移住してきたばかりで土地勘が無い方でも、希望に沿った中古物件を一緒に探すことができますので、お気軽にご相談ください。

>>お問い合わせ|アネシスリフォーム リ;コーデ

リフォームで理想の住居を実現できる

せっかく熊本へ移住するのであれば、「自分が理想とする家にしたい」と思う人が多いのではないでしょうか。

新築で「理想の家」を実現するためには、あらかじめ間取りが決まった規格住宅や建売住宅ではなく、間取りや外観などを自由に決められる「注文住宅」にする必要があります。しかし「注文住宅」を建てるには4,000万円以上が必要なので、移住のハードルが上がってしまうと思います。

中古住宅を購入してリフォーム・リノベーションすることで、注文住宅よりも価格を抑えつつ、自分の希望を叶えた自由度の高い「理想の家」をつくることができます。

空き家の有効活用ができる場合も

使用されずに放置されたままの住宅が増加し、社会や地域にさまざまな悪影響をおよぼしている「空き家問題」は、熊本も例外ではありません。

しかし、移住する際に「空き家バンク」などを通じて熊本の空き家を購入し、自分好みにリフォーム・リノベーションすることも可能です。

移住をきっかけに熊本の空き家を有効活用することができるだけでなく、熊本市への移住の場合は空き家リフォームに対する補助金も交付されているので、お得にリフォームすることができます。(熊本市空き家リフォーム促進事業補助金)

熊本の歴史ある建物の外観を残せる


伝統的な農村文化が特徴の熊本には、古民家が多く残っています。上記で解説した空き家問題にもつながりますが、そういった古民家を購入し、外観はそのままにして中身をリフォームすることも可能です。

「熊本の古民家が好きで、古民家に住んでみたい!」

こんな方は、古民家+リフォームが最適です。なお、築年数が経ちすぎていたり、構造躯体や住宅を支える柱がシロアリ被害に合っていたりすると、リフォームが難しいケースもあります。

築30年以上の中古物件を買ってリフォームする場合は、以下の記事にポイントを記載していますのでご確認ください。

>>築30年住宅はリフォームで何年住める?リノベーション費用やポイント|アネシスリフォーム リ;コーデ

熊本へ移住してリフォームする場合の費用


熊本で中古物件を購入しリフォームする気持ちが強まってきた方が、次に気になるのは熊本でのリフォーム費用ではないでしょうか。

以下の記事では、水回りやドア、窓、内装、外観、断熱、耐震といったリフォーム箇所ごとのリフォーム・リノベーション費用相場をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

>>熊本県でのリフォーム・リノベーション費用相場や補助金を解説|リ;コーデ

熊本移住後のリフォームで使える補助金


熊本県に移住して中古物件をリフォームする際、条件を満たすことでさまざまな補助金を使用可能です。

ここからは、熊本県のリフォームで使える補助金制度についてご紹介していきます。

子育てエコホーム支援事業

「子育てエコホーム支援事業」とは、「子育て支援」と「2050年カーボンニュートラル」という2つの大きな目的に向けて、主に子育て世帯や若者夫婦世帯が「高い省エネ性能を有する住宅の新築」や「住宅の省エネ改修(リフォーム)」などを行う際に、補助金が交付される事業のことを指します。

「子育てエコホーム支援事業」を利用してリフォームを行なった場合、条件を満たすことで最大「60万円/戸」の補助を受けることができます。

子育てエコホーム支援事業の補助金額や対象者、申込期限などの詳細は、以下の記事をご覧ください。

>>【2024年最新】「子育てエコホーム支援事業」とは?リフォームで最大60万円補助!|アネシスリフォーム リ;コーデ

住宅エコリフォーム推進事業

「住宅エコリフォーム推進事業」とは、カーボンニュートラルの実現に向け、住宅ストック(中古物件)の省エネ化を推進するため、ZEHレベルの高い省エネ性能リフォームに対して、期限を設けて行われる国の支援事業(補助金制度)のことを指します。

住宅エコリフォーム推進事業について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

>>ドア・窓リフォームで補助金が最大40%!「住宅エコリフォーム推進事業」とは?|アネシスリフォーム リ;コーデ

介護保険

介護保険を利用することで、リフォーム工事に対して補助金(住宅改修費)が支給されます。
この「住宅改修費」は、リフォーム工事にかかった費用から、自己負担額(1~3割)を除いた9~7割が支給されます。しかし、かかった費用から支給申請できる「支給限度基準額」は20万円までと定められていますので、受け取れる「住宅改修費」の上限額は、自己負担割合に応じて以下のようになります。

  • 自己負担1割:18万円まで
  • 自己負担2割:16万円まで
  • 自己負担3割:14万円まで

介護保険でリフォーム補助金(住宅改修費)を受ける条件や、介護保険を利用した介護リフォームの手順などについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

>>介護リフォームとは?介護保険を使ったリフォームの手順や事例|アネシスリフォーム リ;コーデ

令和6年度は東京からの移住者に対し熊本市が支援金を交付

熊本県では、東京から熊本へ移住してくる人に対し、最大100万円の「移住支援金」を支給しています。

令和6年度の支給はすでに受付終了していますが、令和7年度も再び交付する可能性はあるので、熊本へ移住しようと思っている方は要チェックです。

出典:移住支援金制度のご案内 | 熊本はどう?(熊本市公式移住情報サイト)

「アネシスリフォーム リ;コーデ」なら中古物件探しからお手伝い可能


この記事では、熊本への移住を検討中の方に向けて、熊本への移住者が増えている背景や、熊本へ移住するなら「中古物件を買ってリフォーム」するのがオススメな理由などについてご紹介してきました。

また、熊本でリフォームする際の費用や使用できる補助金なども、あわせて解説いたしました。

「アネシスリフォーム リ;コーデ」では、以下の記事でもご紹介しているように、中古物件探しからお手伝いすることが可能です。

>>物件探しからお手伝い!リ;コーデ営業(リフォームコンシェルジュ)【梅野 友生】にインタビュー(前編)|アネシスリフォーム リ;コーデ

>>物件探しからお手伝い!リ;コーデ営業(リフォームコンシェルジュ)【梅野 友生】にインタビュー(後編)|アネシスリフォーム リ;コーデ

熊本へ移住してきたばかりで土地勘が無い方でも、希望に沿った中古物件を一緒に探すことができます。熊本への移住にともなうリフォームのことなら、「アネシスリフォーム リ;コーデ」までお気軽にお問い合わせください。

>>お問い合わせ|アネシスリフォーム リ;コーデ

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