コロナ禍におすすめ！自動水栓の導入メリットと費用

自動水栓（タッチレス水栓）とは？

自動水栓は、別名「タッチレス水栓」や「センサー水栓」とも呼ばれ、蛇口のセンサー部分に手をかざすだけで自動的に水が出る水栓のことを指します。

駅やビルなどの公共施設で見かけることが多く、ハンドルやレバーに触れなくても水が出ることから、新型コロナの感染症対策としても注目を集めています。

ここからは、自動水栓がコロナ禍で有効な理由を詳しく解説していきます。

先程も解説しましたが、自動水栓（タッチレス水栓）はハンドルやレバーに直接触れなくても、蛇口のセンサーに手をかざすだけで水が出ます。また、水は数秒で自動的に止まるので、手を洗ったあとにハンドルやレバーに触れて水を止める必要がなくなります。

「手を洗ったあとにハンドルに触れなくていい」ということが、衛生面だけでなく、感染症対策としても一役買っています。

新型コロナウィルスは、ドアノブ等を触った際に手に付着したウィルスをきっかけとして感染してしまうケースがあります。水を止める際に触れる手動水栓のハンドルも、コロナウイルスに感染するリスクのひとつでした。

自動水栓（タッチレス水栓）を導入することにより、ハンドルやレバーに触れる必要がなくなるため、感染症の感染リスクを減らすことが期待できます。

ここからは、感染症対策以外の自動水栓（タッチレス水栓）のメリットについて見ていきましょう。

自動水栓は、自動で水が出て、「数秒経過する」または「蛇口の吐水口から手を引っ込める」ことで水が止まります。

そのため、手動の水栓に比べると水が出ている時間が圧倒的に少なくなり、節水効果が期待できます。自動水栓の種類や設定などにも左右されますが、手動の水栓に比べて大体「60～80%」の節水効果があると言われています。

料理をする際、食材を切るなどして手が汚れていると、手動の水栓の場合は汚れた手でハンドルやレバーを操作して水を出さなくてはいけませんが、手をかざせば水が出る自動水栓の場合はその手間を解消することができます。

また、生肉などを触った手でハンドルやレバーを操作することによる細菌の付着を防ぐこともできますし、蛇口本体に汚れがつきにくいので掃除の手間や劣化の心配も軽減することができます。

ハンドル操作が不要な自動水栓・タッチレス水栓は、小さいお子様やご高齢の方がいるご家庭でも安心してお使いいただけます。たとえば、水の出しっぱなしや、力が足りなくてハンドルを回せないといったケースを防ぐことができます。

また、手に障害があってハンドルやレバー操作が難しい方にも、自動水栓は有効です。

ここからは、自動水栓（タッチレス水栓）を導入する際の費用相場について解説していきます。

自動水栓本体と工事費を含めたリフォーム費用の相場は、「約5万円～」です。

内訳は以下のとおりです。

※上記の価格はあくまでも目安です。設置する店舗や水栓の種類によって価格は変わります。

自動水栓も、各メーカーから様々な種類が販売されています。より高機能なもののほうが価格が高くなる傾向にあり、高いものでは10万円程度の商品もあります。

たとえば水栓の吐水口にセンサーがついたタイプの自動水栓ですと「約7万円」です。（同タイプで吐水口にセンサーがついていない自動水栓は「約5万円」）

このように、メーカーや自動水栓の機能によって価格もバラバラなので、自動水栓の購入を検討する場合は、欲しい機能を決めてから選ぶことをオススメします。

この記事では、コロナ禍の感染症対策としても注目されている「自動水栓（タッチレス水栓）」について、感染症対策として有効な理由やメリット、導入費用などについてご紹介してきました。

ハンドルやレバーに触れることなく吐水・止水が行える自動水栓（タッチレス水栓）は、水栓経由での感染リスクを軽減させることができます。また、それ以外にも節水効果や料理時における利便性の向上、衛生面の向上などが期待できます。

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