そもそも「土間」とは?どんな役割?
「土間」とは、住宅内に造られた、土足で歩くことができるスペースのことを指します。古い日本家屋では、土間に台所を設置したり、納屋(農具などを入れておく小屋)として利用したりしていました。
最近の住宅でも「土間」を設置するケースが増えてきており、靴やキャンプ用具、釣具などの収納スペースとして利用したり、雨の日でも土足で活動できる作業スペースとして、土間は人気があります。
なお、土間を玄関に併設して設置した状態のことを、「玄関土間」と呼びます。
玄関土間リフォーム・リノベーションのメリット
ここからは、リフォーム・リノベーションで玄関土間を造るメリットについてご紹介していきます。
玄関から直通の収納スペースとして活用できる
まず挙げたい玄関土間のメリットとして、玄関から直通できる収納スペースとして活用できる点です。
こちらはキャンプや釣りといったアウトドアの趣味を持っている方には特に大きなメリットだと思いますが、キャンプから帰ってきたらそのままキャンプ用具を土間に収納することができます。
これにより、部屋のなかを汚す心配もありませんし、部屋のなかの収納をキャンプ用具などで圧迫する心配もなくなります。
そのほかにも、ベビーカーやスーツケースなど、土間に収納すると便利なものはたくさんあります。
土間に靴を置くことで玄関がスッキリする
通常のご家庭の場合は、靴は玄関に置くと思います。しかし、靴が多くて靴箱のなかもいっぱいだったり、来客が多いときなどは、玄関が靴だらけでゴチャゴチャしてしまうのではないでしょうか。
リフォームで玄関土間にすることで、靴のコレクションが多い場合や大勢の来客が来た場合でも、土間に靴を収納することで玄関はスッキリさせておくことができます。
玄関がスッキリするだけで、来客の方にも「スッキリした清潔な家」という印象を持ってもらいやすくなりますし、家の出入りも楽にすることができるでしょう。
天候に左右されない作業スペースとして活用できる
土足で活動できる屋内スペースである土間は、雨の日でもDIYなどの作業を行うスペースとしても活用することができます。
そのため、日曜大工やDIYといった趣味がある方にも、玄関土間リフォームはおすすめです。また、ガーデニング(家庭菜園)のスペースとして活用することもできます。
玄関土間リフォーム・リノベーションのデメリット
続いて、リフォーム・リノベーションで玄関土間を造るデメリットについても見ていきましょう。
冬場は住宅全体の室温が下がりやすくなる
土足で活動できる土間は、冬場は地面から冷気がダイレクトに伝わってくるため、住宅全体が底冷えしやすくなってしまうデメリットが存在します。
対策としては、土間と隣接する居室の間に仕切りを設けたり、床暖房を設置したりするのがおすすめです。また、小さいお子様やペットがいないご家庭の場合は、土間に薪ストーブを設置するのも底冷え対策として良いでしょう。
居住スペースが圧迫されてしまうことも
土間をリフォームで後付けする場合、居室を土間にリフォームすることになりますので、居住スペースが狭くなってしまう可能性があります。
土間の設置によって居住スペースがどの程度圧迫されてしまうかについては、リフォーム前の住宅の間取りや、土間の大きさによっても変化します。土間をリフォームする前に、居住スペースが狭くなってしまっても問題なかどうかの確認は必ず必要です。
段差を設ける場合はバリアフリーの妨げに
土間と居室の間には段差を設けるのが一般的ですが、将来的にバリアフリーリフォームを検討している場合は、バリアフリーの妨げになってしまう可能性があります。
ただし、土間にもスロープを置いて段差を解消したり、手すりと踏み台を設置することも可能です。
バリアフリーリフォームについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>バリアフリーリフォームとは?工事内容毎の費用や使える補助金・減税制度|アネシスリフォーム リコーデ
玄関土間リフォーム・リノベーションの費用相場
玄関土間をリフォーム・リノベーションで造るための費用相場は、以下のとおりです。
3畳程度の土間リフォームで30万円~50万円程度が費用相場
リフォームで設置する土間の広さは、3畳程度が一般的です。
3畳程度の土間リフォームに必要な費用は、「30万円~50万円」程度が相場となっています。
なお、上記の料金には土間を設置する元々の居住スペースの解体費用や壁材などの撤去費用、土間用の床材費用、工事費用などが含まれます。
また、選択する土間の床材などによっても費用は異なります。
土間のリフォーム・リノベーション費用について詳しくは、「アネシスリフォーム リ;コーデ」までお問い合わせください。
アネシスリフォーム リ;コーデが施工した土間のリフォーム事例
ここからは、「アネシスリフォーム リ;コーデ」が施工を担当した土間リフォームの事例についてご紹介していきます。
玄関土間を広げて趣味のスペース+ワークスペースとして活用したリフォーム事例
最初にご紹介するのは、玄関土間を広めにリフォームすることで、趣味のスペースとワークスペースを兼用しているリフォーム事例です。
玄関から入って右手は趣味の自転車や関連用具を収納するスペース、左手は落ち着いて仕事ができるワークスペースとなっています。
玄関土間をシューズクローゼットとして活用したリフォーム事例
続けてご紹介するのは、玄関土間の中に棚を設置して、広めのシューズクローゼットとして活用しているリフォーム事例です。
「靴が大量にあって靴箱には収まりきらない」といった方には、この事例のように玄関土間をシューズクローゼットとして活用してみてはいかがでしょうか。
玄関土間をシューズクローゼット等として活用したリフォーム事例
最後にご紹介するのは、玄関土間をシューズクローゼットや上着を収納するスペースとして活用しているフォーム事例です。
玄関とつながっている土間スペースは、この事例のようにダウンやコートなどを掛けておくことで、外出時も便利です。
玄関土間リフォームなら「アネシスリフォーム リ;コーデ」にお任せ
この記事では、人気の「玄関土間」のリフォーム・リノベーションについて、玄関土間の役割やリフォームで造るメリット・デメリット、玄関土間リフォームの費用相場、「アネシスリフォーム リ;コーデ」が担当した玄関土間のリフォーム事例などをご紹介しました。
屋内で土足で活動できる「土間」は、玄関から直通の収納スペースとして活用したり、シューズクローゼットや趣味の道具を置いておく収納スペースとして活用したりすることができます。
玄関土間のリフォーム・リノベーションをお考えの方は、玄関土間のリフォーム実績が豊富な、熊本県のリフォーム会社「アネシスリフォーム リ;コーデ」まで、お気軽にお問い合わせください。