ファミリークローゼットとは？
ファミリークローゼットとは、家族全体の衣類などを、一箇所に共有して収納するスペースのことを指します。
ファミリークローゼットを設置することで、家族一人ひとりの各部屋に収納スペースを用意しなくて済んだり、家事動線がシンプルにまとまり家事効率がアップしたりするメリットが期待できます。
ファミリークローゼットの種類
ファミリークローゼットには、以下の2種類が存在します。
①ウォークインタイプ
ウォークインタイプのファミリークローゼットは、出入り口が1箇所のクローゼットのことを指します。ウォークスルータイプと比べると通り抜けができない分、収納力は高くなります。
②ウォークスルータイプ
ウォークスルータイプのファミリークローゼットは、出入り口が2箇所あり、通り抜けができるタイプのクローゼットになります。通り抜けができるため、家事動線をスムーズにしやすく、使いやすいファミリークローゼットにしやすいのが特徴です。
ファミリークローゼットはリフォームで設置可能！
ファミリークローゼットは、新築時に無かったとしても、リフォーム・リノベーションで設置が可能です。
ファミリークローゼットをリフォームで設置する方法にはいくつかありますが、例えば洋室をリフォームしてファミリークローゼットにする場合は、以下の費用がかかります。
- 簡易的な棚を設置する場合：25万円程度
- しっかりした棚を設置する場合：50万円程度
ただし、ファミリークローゼットのリフォーム費用は広さや設置方法、棚の数などによって大きく異なります。ファミリークローゼットのリフォーム費用について詳しくは、リ;コーデまでお気軽にご相談ください。
ファミリークローゼットをリフォーム設置するメリット
ここからは、ファミリークローゼットをリフォームで設置するメリットについてご紹介していきます。
洗濯物を片付ける手間を軽減できる（家事負担の軽減）
まず挙げられるメリットとしては、洗濯物を片付ける手間を軽減できることが挙げられます。ファミリークローゼットを導入していない場合、家族の各部屋に洗濯した洋服や下着などを収納しなくてはいけません。
しかし、ファミリークローゼットを導入することで、家族全体の洗濯物を一箇所に収納できるので、家事の負担を軽減できます。
収納をまとめられるので各部屋のスペースを有効活用できる
ファミリークローゼットで家中の収納スペースを一箇所にまとめることができるので、部屋ごとの収納スペースは基本的に不要になります。そのため、収納スペースとして用意していたタンスなどが不要になるので、その分お部屋を広く使うことができます。
一箇所で外出の身支度を完結できる
洋服やアクセサリー、バッグ、化粧品などもファミリークローゼット一箇所に集約することができるので、外出時の身支度にかかる時間を短縮させる効果も期待できます。
洋服以外の収納スペース（パントリーなど）としても活用できる
ファミリークローゼットは、洋服や洗濯物などを収納するスペースとしてイメージされがちですが、災害備蓄用の食料品や飲料水を保管するパントリーなどとしても役立てることが可能です。
ファミリークローゼットを導入した際は、イメージにとらわれすぎず、自由な発想で活用方法を探してみると良いと思います。
ファミリークローゼット設置による後悔ポイントやデメリット
ファミリークローゼットをリフォームで設置したことで意外と多いのが、「後悔した」という声です。ここからは、ファミリークローゼットの後付けリフォーム設置で後悔しないためのポイントについて確認していきましょう。
広さ（収納量）が足りなかった
ファミリークローゼットでよくある後悔ポイントが、クローゼットの広さ（収納量）が足りないケースです。
ファミリークローゼットは家族全員の衣類や荷物を収納するスペースなので、最低でも3畳ほどあったほうが使い勝手が良いでしょう。
ウォークスルークローゼットの幅が足りなかった
ウォークスルータイプのファミリークローゼットの場合だと、人間が通り抜けられる幅が足りない、あるいはギリギリになってしまう後悔ポイントも存在します。
ウォークスルータイプのファミリークローゼットにする場合は、最低でも幅1.82m（1間）は確保するようにしましょう。
設置場所を間違えて生活動線から外れてしまった
ファミリークローゼットの間取りを、家の隅のほうにしたりすることで、生活動線から外れて使い勝手が悪くなってしまいます。
ファミリークローゼットは、できるだけ間取りの中心に据えることで、玄関やリビング、お風呂場などからの動線がスムーズになります。
収納レイアウトを間違えてデッドスペースができてしまった
収納したいモノや量を考えずに、棚やハンガーパイプを付けすぎたことで、ファミリークローゼットにデッドスペースができてしまう後悔事例も存在します。
ファミリークローゼットをリフォームで設置する場合は、あらかじめ収納したいモノを洗い出して、最適な収納レイアウトになるよう工夫しましょう。
棚をつけないと使い勝手が悪く不便
ファミリークローゼットをリフォームで設置したけれど、棚は付けなかったという人も、後悔している方が多いです。
ファミリークローゼットに棚をつけることで細かく分けた収納ができるので、アクセサリーや化粧品、バッグなども収納しやすくなります。
ドアの開閉が不便
洗濯物や衣類など大量のモノを持った状態だと、ファミリークローゼットのドアの開閉が不便に感じる人が多いです。
そのため、ドアをつけず、かつウォークスルータイプにすることで、使い勝手の良いファミリークローゼットにすることができるでしょう。
荷物を抱えた状態でボタンが押しにくい
荷物を抱えた状態で来ることが多いと想定されるファミリークローゼットでは、いちいち電気のスイッチを押して明かりをつけるのを煩わしく感じている人が多いです。
そのため、ファミリークローゼットではセンサーライトを採用することで、夜間に荷物を抱えた状態でもストレスなく利用することができるでしょう。
姿鏡を置いたところ収納スペースを圧迫する
ファミリークローゼットのオプション設備として、壁に鏡をつけることができます。しかし、姿鏡で十分と考える人も多いのですが、以外とスペースをとってしまい、結果的にファミリークローゼットの収納スペースを圧迫する後悔事例も多数存在します。
家族構成の変化で使いにくくなった
家族構成の変化により、ファミリークローゼットを普通の部屋として使用したいときが来る可能性があります。そういった時に備えたい場合は、ハンガーパイプを取り外し可能なタイプにしておくなどの工夫が必要になります。
リ;コーデが施工したファミリークローゼットのリフォーム事例
ここからは、リ;コーデが施工したファミリークローゼットのリフォーム事例をご紹介していきます。
①玄関ホールからリビングまでつながるウォークスルーのファミリークローゼット
最初にご紹介するのは、玄関ホールからリビングまでつながるウォークスルータイプのファミリークローゼットです。
こちらのファミリークローゼットは、スムーズな生活導線・家事動線を意識してウォークスルータイプを選択しています。ウォークスルータイプのファミリークローゼットを検討サれている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
②廊下の一角にオープンなファミリークローゼット
続けてご紹介するのは、廊下の一角に設置したオープンなファミリークローゼットの事例です。
こちらのファミリークローゼットも、廊下の一角に設置することでスムーズな生活導線・家事動線を実現しています。
③各個室から近い真ん中の場所に部屋として設けたファミリークローゼット
最後にご紹介するのは、各個室から近い真ん中の場所に部屋として設けたファミリークローゼットです。
こちらのファミリークローゼットはウォークインタイプなので、衣類をたっぷり収納することができます。収納したい洋服が多い方は参考にしてみてくださいね。
ファミリークローゼットのリフォームならリ;コーデにお任せ！
この記事では、人気の「ファミリークローゼット」のリフォームについて、ファミリークローゼットの種類や設置するメリット、リノベーション費用、後悔しやすいポイント、リ;コーデが担当したファミリークローゼットのリフォーム事例などをご紹介しました。
家族全体の衣類などを一箇所に共有して収納できるファミリークローゼットは、洗濯物を片付ける手間の軽減や、各部屋のスペースを有効活用できるなどのメリットが期待できます。一方で、「広さが足りなかった」などの後悔も多いので、広さは3畳以上を想定したほうが良いでしょう。
ファミリークローゼットの設置リフォームをお考えの方は、ファミリークローゼットのリフォーム実績が豊富な、熊本県のリフォーム会社「リ;コーデ」まで、お気軽にお問い合わせください。
