Date. 2024.08.09

泥棒は窓からの侵入が約55%!防犯対策に有効な防犯リフォーム5選

防犯リフォームとは?

防犯リフォームとは、泥棒による空き巣などの犯罪を未然に防ぐために行うリフォームのことを指します。

「自分の家は大丈夫」と思っていても、実は泥棒から狙われやすい家になっている可能性もあります。

泥棒は窓からの侵入が約55%

一戸建住宅において、泥棒の侵入経路としてもっとも多いのが窓で、55.2%となっています。ついで多いのが表出入口(表玄関)で、20.2%です。

また、侵入手口としてもっとも多いのは「無締り(鍵の閉め忘れ)」で46.3%、次いで多いのが「ガラス破り」で35.8%となります。

(出典:住まいる防犯110番|警察庁

そのため、防犯リフォームを考える際は、まずは窓からの侵入を防ぐリフォームを中心に考えて、その次に玄関ドア関連の防犯リフォームを検討していくと良いでしょう。

この記事では、防犯対策に有効な防犯リフォーム5選や、防犯リフォームと合わせて行いたい防犯対策などについてご紹介していきます。

防犯対策に有効な防犯リフォーム


ここからは、防犯対策に有効な防犯リフォーム5選をご紹介していきます。

窓を防犯ガラスへリフォーム

窓からの侵入手口としてもっとも多いのが「ガラス破り」です。

「ガラス破り」とは、ガラスを破壊して侵入する手段全般を指しています。具体的には、ハンマーやドライバー、バールなどで叩く「打ち破り」だけでなく、ガラスとサッシの境にマイナスドライバーを打ち込んで破壊する「こじ破り」や、バーナーなどでガラスをあぶって破壊する「焼き破り」があります。

そんな「ガラス破り」対策としては、「防犯合わせガラス」への窓リフォームがおすすめです。

「防犯合わせガラス」とは、特殊なフィルムを2枚のガラスの間に挟んだガラスのことで、ガラス破りの手法である「こじ破り」「打ち破り」「焼き破り」すべてに対して有効であることが示されています。

窓リフォームの種類や費用などついて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

>>断熱・結露対策?防犯対策?窓のリフォーム費用を目的別に解説【前編】|リ;コーデ

>>耐震補強?感染症対策?風通し窓のリフォーム費用を目的別に解説【後編】|リ;コーデ

窓に面格子やシャッター・雨戸を取り付ける

「防犯合わせガラス」以外で有効な窓の防犯リフォームとしては、面格子(金属製などの格子)やシャッター、雨戸を取り付けることが挙げられます。

面格子は、台所やお風呂場などの小窓に対して設置することで、「侵入しにくい家」という印象を泥棒に対し与えることができます。また、シャッターや雨戸の設置についても、侵入の難易度をかなり高めてくれるので、有効な防犯リフォームであると言えます。

玄関ドアを防犯性の高いドアにリフォーム

窓に次いで高い侵入経路となっているのが玄関です。そのため、玄関ドアに防犯リフォームを施すことで、空き巣や忍込み、居空きといった侵入窃盗を防ぐことに役立ちます。

玄関ドアで有効な防犯リフォームとしては、以下が考えられます。

  • ピッキング対策に、2つ以上の鍵を取り付ける2ロックの玄関ドアへリフォーム
  • 複製な困難なディンプルキーに鍵交換する
  • こじ破りに強い鎌錠を採用した引き戸へリフォーム
  • 屋内のサムターン(ツマミ)を回転して侵入する「サムターン回し」に対抗するセキュリティサムターンを採用した玄関ドアへリフォーム

1つのドアで上記で挙げた複数の防犯対策を施している玄関ドアも存在します。詳しくはリ;コーデまでお気軽にお問い合わせください。

>>お問い合わせ|リ;コーデ

防犯カメラの設置

防犯カメラを設置することで、実際に犯罪が行われた際に証拠となる映像を録画できるのはもちろんですが、そもそも侵入犯罪を諦めさせる防犯効果が期待できます。

侵入犯罪をしようと思っている泥棒からしてみると、防犯カメラがついている住宅は、それだけで防犯意識が高く、侵入のターゲットから外される可能性が高いでしょう。

センサーライトの設置

センサーライトとは、屋外に設置することで不審な人物が近づいたり動きを感知すると、ライトを照らします。

センサーライトを設置することで、不審者が近づくと光るので周囲の人間に知らせる効果や、泥棒に侵入犯罪を諦めさせる抑止効果などが期待できます。

防犯リフォームと合わせて行いたい防犯対策

上記でご紹介した5つの防犯リフォームを行うだけでも、大きな防犯効果が期待できます。ここからは、リフォーム以外でも防犯効果を高められる防犯対策があるので、いくつかご紹介します。

こまめな施錠を心がける


先ほどもご紹介したとおり、侵入手口としてもっとも多いのは「無締り(鍵の閉め忘れ)」で、割合としては半数近くの46.3%です。

「ちょっとしたゴミ出し」や「目の前のコンビニまで買い物」といった短時間の外出であっても、必ず施錠を心がけましょう。

家の敷地内にできるだけ死角をつくらない

家の敷地内に死角があると、泥棒にとっては好都合になってしまいます。なぜなら、侵入するための「ガラス破り」などを行う際に、死角があれば周囲の人からの目線を気にせずに行うことができてしまうからです。

特に窓や玄関など、侵入経路となりやすい箇所が道路から死角になっている場合は、死角の原因となっているものをどかすなど、なんらかの対策を講じましょう

どうしても死角が無くならない場合は、センサーライトや防犯カメラの設置をご検討ください。

フェンスや塀を設置するのも有効な場合も

フェンスや塀を道路と敷地内の境目に設置することで、敷地の外から敷地の中を簡単には覗けなくすることができます。

ただし、逆に敷地内に入れてしまえば外からは見えなくなりますし、外にいる不審者を敷地内から見つけることが難しくなるといった一面もありますので、設置にはよく検討する必要があるでしょう。

もしフェンスや塀を設置するのであれば、センサーライトや防犯カメラと一緒に運用することをおすすめします。

窓の近くに足掛かりになるものを置かない

窓の近くに足がかりになるようなもの(例えばエアコンの室外機など)があると、泥棒からしてみると「侵入しやすい家」として映ってしまいます。

今一度、窓の近くに踏み台になりそうなものが置いてないかどうか、点検しておくことが大切です。

防犯リフォームならリ;コーデにお任せ!

この記事では、空き巣などの侵入経路が圧倒的に窓や玄関からが多い事実を踏まえて、防犯対策に有効な防犯リフォーム5選や、防犯リフォームと合わせて行いたい防犯対策などについてご紹介してきました。

侵入経路となりやすい窓や玄関ドアに関しては、ガラス破り(こじ破り、打ち破り、焼き破り)に対して有効な「防犯ガラスへのリフォーム」や、ピッキングやサムターン回しなどを防ぐ「防犯性の高い玄関ドアへのリフォーム」有効です。

防犯リフォームをすることで、家の中にある金銭や貴重品だけでなく、大切な家族や自分自身の命を守ることにもつながります。

熊本県で防犯リフォームをご検討されている方は、熊本県で防犯リフォームの実績が豊富なリフォーム会社「リ;コーデ」まで、お気軽にお問い合わせください。

>>お問い合わせ|リ;コーデ

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