人気の「インナーバルコニー」とは?
リフォームで人気の「インナーバルコニー」とは、建物の内側に入り込んでいるバルコニーのことす。
室内にあるバルコニースペースということですね。
インナーバルコニーはリフォームで設置可能!
インナーバルコニーは、リフォームで後から設置することが可能です。
インナーバルコニーをリフォームする方法(工法)にはいくつかありますが、既存のお部屋の窓際部分の床をタイルなどに張り替えて、インナーバルコニーにするリフォームが一般的です。
その他には、すでにあるバルコニーにリフォームで屋根を設置してインナーバルコニーにしたり、構造的に可能であれば建物に増築する形でインナーバルコニーを設置する方法もあります。
なお、既存バルコニーに屋根を設置したり、増築してインナーバルコニーを設置したりする場合は、雨漏りをしない施工が重要になります。
インナーバルコニーをリフォームで設置するメリット
ここからは、インナーバルコニーをリフォームで設置するメリットについてご紹介していきます。
雨でも関係なく活用できる
通常のバルコニーには屋根がありませんので、雨天の日は洗濯物を干したり、くつろいだりすることはできません。屋根付きのインナーバルコニーであれば、雨の日でも関係なくバルコニーを活用することができます。
そのため、年間を通じて考えてみると、インナーバルコニーは通常のバルコニーよりも安定的に利用することができるでしょう。
開放的な空間を演出できる
インナーバルコニーは、リビングの窓際などに作る場合が多いです。リビングの延長線上にインナーバルコニーがあることで、室内と室外との境界線のような役割を果たしてくれます。
また、窓から差し込む自然光などによって、リビングを開放的な空間に演出することができます。
リビングの延長や家庭菜園スペースとしても活用可能
屋内で雨を気にする必要がないインナーバルコニーには、アイデア次第でさまざまな使い方があります。
たとえば、インナーバルコニーの活用方法として以下が挙げられます。
- 洗濯物を干すスペース
- 読書コーナー
- 日光浴や昼寝スペース
- 食事やティータイムのスペース
- 屋内ガーデンやハーブガーデン(家庭菜園)
- 在宅勤務のワークスペース
- ヨガルーム
- 運動や体操をするエリア
特にリビングに併設する形でインナーバルコニーを設置する際は、リビングの延長としていろいろな活用方法が期待できます。
インナーバルコニーをリフォームで設置するデメリット・注意点
ここからは、インナーバルコニーをリフォームで設置する際のデメリット・注意点についても見ていきましょう。
床面積が狭くなってしまう
お部屋の窓際部分の床をタイルに張り替えてインナーバルコニーにする場合、お部屋の床面積は狭くなってしまいます。ただし、リビングなどで窓際のスペースをあまり使っていない場合は、インナーバルコニーにリフォームすることで活用の幅を広げることができるでしょう。
なお、すでにあるバルコニーにリフォームで屋根を設置したり、増設でインナーバルコニーを設置したりする場合は、床面積が狭くなる心配はありません。
お部屋の日当たりに悪影響がある
インナーバルコニーはお部屋の窓際部分のスペースを活用して設置する性質上、インナーバルコニーに隣接するお部屋に日光が入りにくくなります。
対策としては天窓や高窓(ハイサイドライト)を設置したり、吹き抜けをつくったりする案が考えられます。いずれにしろ、リフォームでインナーバルコニーを設置後に、お部屋の採光が足りそうかどうかを考えてみることが大切です。
周りに同じ高さの建物がある場合は目線対策が必要
インナーバルコニーの位置関係によっては周囲のお家や建物からインナーバルコニーが丸見えになってしまう場合があります。
目線があるとどうしてもくつろぐことができませんので、目隠しルーバーを設置したり、手すりの壁を高くしたりするといった対策が必要になります。
延床面積に含まれるので固定資産税が高くなる場合も
屋根があり3方向を壁に囲まれているインナーバルコニーは、「屋内の空間」と見なされるため、原則として延床面積に含まれます。
固定資産税は延床面積を基準に算出されますので、延床面積に含まれない通常のバルコニーをインナーバルコニーにリフォームする場合や、増築してインナーバルコニーを設置する場合などは、固定資産税が高くなる可能性が高いです。
リビングなどの窓際スペースの床をタイルに張り替えてインナーバルコニーとして活用するケースの場合は、延床面積としては変わらないので、基本的に固定資産税も変わりません。
リ;コーデのインナーバルコニーのリフォーム事例
ここからは、リ;コーデが施工を担当したインナーバルコニーのリフォーム事例をご紹介していきます。
ガラスの間仕切りでつくるインナーバルコニーのリフォーム事例
最初にご紹介するのは、リビングとの間にガラスの間仕切りを設置してつくったインナーバルコニーのリフォーム事例です。
床面をタイルに変更することで、リビングの延長線上にありながらも、ガラスの間仕切りを設置することでリビングとは独立した空間に仕上げることができました。
床だけモルタル素材に変えたインナーバルコニーのリフォーム事例
続けてご紹介するのは、床だけモルタル素材に変えたインナーバルコニーのリフォーム事例です。
こちらは先程とは違い、間仕切りを設置せずに床だけ素材を変更したタイプとなります。このように、リビングの窓際の床を別の素材に変更するだけでも、雰囲気を変えてインナーバルコニーとして活用することができます。
床だけタイルに変えたインナーバルコニーのリフォーム事例
最後にご紹介するのは、床だけタイルに変えたインナーバルコニーのリフォーム事例です。
こちらも2つめの事例と同じように、間仕切りを設置せずに床だけタイルを変更したタイプとなります。
青いタオルがインテリアとも相性が良いので、内装にこだわりたい方にもこういったインナーバルコニーのリフォームはおすすめできます。
インナーバルコニーのリフォームならリ;コーデにお任せ!
この記事では、人気の「インナーバルコニー」のリフォームについて、インナーバルコニーを設置するメリット・デメリットや注意点、リ;コーデが担当したインナーバルコニーのリフォーム事例などをご紹介しました。
屋根がついているインナーバルコニーは、雨でも関係なく活用することができるため、洗濯物を干すスペースなどとして活用することができます。また、その他にも家庭菜園スペースや読書コーナー、日光浴や昼寝スペースなど、アイデア次第でさまざまな利用方法が考えられます。
インナーバルコニーの設置リフォームをお考えの方は、インナーバルコニーのリフォーム実績が豊富な、熊本県のリフォーム会社「リ;コーデ」まで、お気軽にお問い合わせください。