Date. 2022.04.19

寒い?汚れが落ちない?築30年のお家にオススメのお風呂リフォームや費用

築30年のお家でお風呂リフォームする際に多い理由

はじめに、築30年の住宅でお風呂リフォームを行う際に多い理由について見ていきましょう。

お風呂が寒い

築30年の住宅は、浴室の断熱が不十分なことが多いため、外気温の影響でお風呂場が寒くなりがちです。お風呂場が寒いと、快適な入浴を妨げるばかりか、高齢になるにつれて室内の温度差によって引き起こされる「ヒートショック」などのリスクも高まります。

冬場でもお風呂に快適に入浴できて、なおかつヒートショックなどのリスクも軽減するために、築30年の寒いお風呂をなんとかしたいと浴室リフォームする方が多いです。

お風呂の汚れが落ちにくい

お風呂の寿命(耐用年数)は、一般的に10~15年程度と言われています。築30年の住宅のお風呂は、多くの場合で寿命を越えてしまっているため、様々な不具合が生じやすい状態にあります。

たとえば、お風呂のタイルや壁、浴槽が黄ばんだり、サビたり、汚れが落ちにくかったりするのも経年劣化の影響が大きいでしょう。

そのため、「がんばって掃除しても汚れが落ちない」という理由から、最新のお風呂にリフォームする方が増えてきています。また、浴室リフォームを行う際は、ステンレス、ホーロー、人工大理石など、汚れにくい素材の浴槽を選ぶことで、お手入れを簡単にすることが可能です。

お風呂の老朽化や故障

上記で説明した通り、築30年住宅のお風呂は経年劣化の影響でさまざまな不具合が発生しやすい状態にあります。

老朽化によるひび割れやコーキング材の劣化、その他入浴中の様々な不具合・不満・故障によって、お風呂リフォームを決意される方も多くいらっしゃいます。

浴槽が狭くて入浴しにくい

30年以上前のお風呂は、狭くて入浴しにくい場合も多いのではないかと思います。「広くて快適なお風呂に入りたい」という理由から、お風呂リフォームをする方もいらっしゃいます。

高齢の家族のための段差解消

築30年の住宅では、住まわれている方も年齢を重ね、今後の生活が心配になってくる頃です。そのため、お風呂も段差の解消や手すりの設置など、「バリアフリー」化を目的としたリフォームをする方もいらっしゃいます。

築30年住宅(50代・60代)にオススメのお風呂リフォーム

ここからは、築30年住宅にお住まいの50代・60代の方がお風呂リフォームを行う際にオススメしたいお風呂リフォームのオプション工事をご紹介していきます。

基本的に「リ;コーデ」では、50代・60代の方が住まわれている築30年住宅のお風呂をリフォームする際は、老後のことも見据えて「バリアフリー」化をオススメしています。

お風呂のバリアフリーには、以下のようなリフォームがあります。

手すりの設置


高齢になるにつれて、浴槽から立ち上がるのが困難になってくる場合があります。手すりがあれば、お風呂から立ち上がる際の補助になりますし、転倒も防止してくれます。

段差の解消


浴室に出入りする際に段差があると、つまずいて転倒してしまう恐れがあります。出入り口の段差をリフォーム時に解消しておくことで、転倒のリスクを軽減することが可能です。

浴室暖房の設置

50代・60代ごろから気をつけておきたいのが、室内の急激な温度差で発生する「ヒートショック」です。特に築30年の寒いお風呂では発生しやすいので注意が必要です。

浴室リフォーム時に「浴室暖房」を設置してリビングなどとの温度差を軽減することで、ヒートショックも防止することができますし、入浴の際に寒いおもいをしなくて済むのでオススメです。

築30年住宅(50代・60代)のお風呂リフォーム費用相場と工期

ここからは、50代・60代の方が住んでいる築30年住宅のお風呂をリフォームする際の費用相場や工期についてお伝えしていきます。

ユニットバス(システムバス)と在来工法とは?

費用相場をご紹介するまえに、浴室の工法を指す「ユニットバス」と「在来工法」の違いについてご説明しておきます。

ユニットバス(システムバス)


ユニットバス(システムバス)とは、浴室に必要な床や壁、浴槽、天井などのパーツを工場生産しておき、お風呂リフォームを行う現場で組み立てる工法のことを指します。

オーダーメイドの在来工法と比べて、コストが安く工期も短いことが最大のメリットです。

在来工法


在来工法とは、簡単にいうとオーダーメイドで自分の思い通りのお風呂を作ることができる工法のことを指します。在来工法であれば、浴槽の素材をヒノキや大理石にしたり、窓の形を変えたりと、こだわりの浴室することが可能です。

そのぶん、ユニットバスと比べるとコストが高くなり、工期も長くなります。

ユニットバスからユニットバス:60~90万円/2~5日間

ユニットバスからユニットバスへ交換する場合のリフォーム費用相場は「60~90万円」となっています。また、浴室リフォームにかかる工期は「2~5日間」程度です。

在来工法からユニットバス:100~110万円/1週間

在来工法からユニットバスへ交換する場合のリフォーム費用相場は「100~110万円」となっています。また、浴室リフォームにかかる工期は「1週間」程度です。

在来工法から在来工法:100~200万円/1週間

在来工法から在来工法へ交換する場合のリフォーム費用相場は「70~100万円」となっています。また、浴室リフォームにかかる工期は「1週間」程度です。

浴室の移動・拡張:200万円~/1週間~

浴室を移動したり拡張したりしたい場合は、給排水管工事費や内装費、電気工事費などの費用も同時に必要になります。

そのため、リフォーム費用としては「200万円~」が相場となっています。また、工期は「1週間以上」かかります。

お風呂リフォームのオプション費用相場

さきほどご紹介したバリアフリーなど、お風呂リフォームのオプション費用の相場は以下の通りです。

  • 手すりの設置:5,000~10,000円/1本
  • 段差解消:50,000~70,000円
  • 浴室暖房の設置:70,000~90,000円
  • 残り湯利用機能:30,000~40,000円
  • ドア交換(折り戸⇒三枚引き戸):70,000~100,000円
  • 追炊き機能:30,000~40,000円
  • 浴室スピーカーの設置:30,000~45,000万円
  • 浴室テレビの設置:10万~20万円
  • ジェットバス・肩湯:15万~30万円
  • 給湯器の交換:7万~20万円

あわせて洗面台リフォームもオススメ

築30年住宅の場合、お風呂リフォームと合わせて洗面所(洗面化粧台)もリフォームするのがオススメです。

「お風呂は暖かくなったけど、洗面所が寒くて使いにくい……」といった状態では、お風呂リフォームの効果も半減してしまいます。

築30年住宅の洗面所リフォームについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

>>洗面所(洗面化粧台・洗面台)リフォームの費用相場や工期・流れ|リ;コーデ

>>システムタイプ?ユニットタイプ?洗面化粧台の種類と特徴|リ;コーデ

築30年住宅(50代・60代)のお風呂リフォームなら「リ;コーデ」にお任せ!


この記事では、築30年住宅にお住まいの50代・60代の方がお風呂リフォームを行う際のおすすめポイントや、お風呂リフォームの費用相場などをご紹介してきました。

「お風呂が寒くて毎回入るのが辛い……」
「もっときれいで快適なお風呂で生活したい……」

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