Date. 2022.01.22

システムタイプ?ユニットタイプ?洗面化粧台の種類と特徴

洗面化粧台とは?

洗面化粧台は、身だしなみを整えたり、洗顔や歯磨きをしたりと、毎日使用する住宅設備です。

築10年以上の住宅にお住まいの方のなかには、
「洗面化粧台が古くなってきたから、そろそろ新しくリフォームしたい……」
と思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、意外と知らない洗面化粧台の種類について、詳しく解説していきます。

洗面化粧台は大きく分けて2種類

洗面化粧台は、大きく分けると

  • システム洗面化粧台
  • 造作洗面化粧台

の2種類があります。

それぞれの洗面化粧台について、以下の項目で詳しく解説していきます。

システム洗面化粧台の種類

システム洗面化粧台は、カウンターや洗面ボウル、鏡、水栓金具、収納キャビネットなどのパーツを自分で選択し組み合わせ、セミオーダーでつくることができます。

決められたパーツから選ぶとは言え、パーツが豊富なため幅広い組み合わせが可能です。また、造作化粧台に比べるとコストを抑えることができ、メーカー保証もついてくる等のメリットがあります。

システム洗面化粧台には、「システムタイプ」、「カウンタータイプ」、「ユニットタイプ」の3種類が存在しています。

システムタイプ


システムタイプの洗面化粧台は、基本設備として洗面ボウル(洗面カウンター)、鏡、水栓金具、照明、収納キャビネット(カウンター下)、コンセントを備え、さらに上部や左右に収納棚を増設することができます。そのため、洗面室に収納スペースを多く確保したい方に向いていると言えます。

また、洗面ボウル(洗面カウンター)や鏡、水栓金具などの設備は、メーカーの商品の中で選択することができます。
お手入れのしやすいものが人気です。

カウンタータイプ


カウンタータイプは、カウンターの上に洗面ボウルが設置されており、鏡や照明などの設備は別々に設置するタイプの洗面化粧台です。洗面ボウルと鏡や壁に設置する収納が離れているため、スタイリッシュな見た目を演出することができます。なお、カウンターの中に洗面ボウルを埋め込むタイプの洗面化粧台も存在します。

また、システムタイプと同じように、カウンターや洗面ボウル、鏡などの設備は、自分の好きなデザインのものを選ぶことができます。「とにかく見た目にこだわりたい!」という人にオススメの洗面化粧台です。

ユニットタイプ(洗面器一体タイプ)


ユニットタイプは、洗面ボウル、鏡、水栓金具、照明、カウンター収納、コンセントがセットになった、最も一般的なタイプの洗面化粧台です。

システム洗面化粧台のなかでは一番安価で、間口(横幅)のサイズには「60cm/75cm/90cm」の3つがあるので、設置するスペースにあわせて選ぶことが可能です。

造作洗面化粧台の種類


造作化粧台は、それぞれのご家庭にあわせて、オリジナルデザインの洗面化粧台をオーダーメイドでつくることができます。

完全オリジナルな洗面化粧台を作れるのが、造作化粧台の最大のメリットですが、その反面システム洗面化粧台に比べるとコストが高くなってしまいがちです。「費用は高くなっても良いから、洗面化粧台のデザインにこだわりたい!」という方に向いているのが、造作化粧台です。

造作洗面化粧台には、「ベッセルタイプ」、「半埋め込みタイプ」、「埋め込みタイプ」の3種類があります。

ベッセルタイプ

ベッセルタイプは、壁にカウンターを設置し、その上に洗面ボウルを設置する(置く)タイプの洗面化粧台です。

ベッセルタイプの場合、洗面ボウルはカウンターの上に置かれているだけなので、ボウルの凹みも含めて見せることができます。カウンターの空きスペースには自由に物を置くことができるので、様々な使い方が可能です。

また、カウンターに洗面ボウルの底が侵入していないため、洗面ボウル下の収納スペースを確保しやすくなります。カウンターや洗面ボウルの形・デザインは自由に選ぶことができるので、自分好みの洗面化粧台にすることができます。

半埋め込みタイプ

半埋め込みタイプは、カウンターに洗面ボウルを半分だけ埋め込むタイプの洗面化粧台です。

半埋め込みタイプは、水栓をオシャレに演出できる効果があるので、マンションやホテルなどで見かけるケースが多いです。その反面、選択できる洗面ボウルなどの種類が限られているので、選択の幅は他のタイプより少し狭くなってしまいます。

埋め込みタイプ

埋め込みタイプは、カウンターに洗面ボウルを埋め込んで設置するタイプの洗面化粧台です。埋め込みタイプの場合、洗面ボウルはほとんど見えなくなります。

そのため、洗面空間に馴染みやすく、洗面化粧台をスッキリとした印象にしたい方に向いています。ただし、ベッセルタイプと比べた場合、洗面ボウル下の収納スペースが少し狭くなってしまいます。

洗面化粧台リフォームはいくらでできる?

この記事では、洗面化粧台の種類について、大きく「システム洗面化粧台」と「造作洗面化粧台」の2つに分けて解説してきました。洗面化粧台の種類について把握できたところで、洗面化粧台のリフォーム費用について知りたい方もいるのではないでしょうか。

洗面化粧台のリフォーム費用相場や工事の流れなどについては、以下の記事をご覧ください。

>>洗面所(洗面化粧台・洗面台)リフォームの費用相場や工期・流れ|リ;コーデ

>>洗面化粧台交換工事の施工事例はこちら

また、洗面化粧台のリフォームについてのご相談や疑問、お悩みなどございましたら、設計士と直接話しながら進める“大人のリフォーム”で話題の「リ;コーデ」まで、お気軽にお問い合わせください。

>>お問い合わせ|リ;コーデ

一覧にもどる