Date. 2022.05.20

リ;コーデ設計士「内田千代子」が考える50代・60代のリフォーム

リ;コーデ設計士「内田千代子」が提案する50代・60代リフォームのポイント

はじめに、リ;コーデ設計士・リフォームデザイナーの内田千代子が、これまで手がけた多くのリフォーム実績をもとに、50代・60代リフォームのポイントについてご提案していきます。

仕事の進め方や設計士を目指したきっかけ、自宅のリフォーム事例などについては、以下の記事をご覧ください。

>>リ;コーデ設計士「内田千代子」のこだわりやエピソードを紹介!自宅のリフォーム事例も|リ;コーデ

断熱リフォームが老後の健康を守る上でとっても大切!

50代・60代のリフォーム・リノベーションで特に重要視して頂きたいのが、「断熱リフォーム」です。「それって普通じゃないの?」と思うかもしれませんが、30代・40代の方の「断熱リフォーム」と、50代・60代の方の「断熱リフォーム」では意味が変わってきます。

50代・60代の方にとって「断熱リフォーム」は、これからの老後に向けて、健康を守っていくための重要なポイントになります。

体力が落ちてくる50代・60代以降は、家の中での事故による怪我や死亡が多くなります。特にお風呂場での転倒やヒートショックによる被害が顕著で、ヒートショックに至っては年間の死者数が交通事故による死者数を上回るという統計も出ています。

また、50代・60代の方が住まわれていることが多い築30年以上の住宅は、断熱対策が不十分で、ヒートショックが起こりやすい環境になっているケースが多々見受けられます。ヒートショックなどによる家庭内の死亡事故を防ぐためにも、50代・60代の方がリフォームを行う際には、まず「断熱リフォーム」を意識して頂きたいです。

断熱リフォームで健康を守れば経済的にもプラスになる


また、上記でご紹介した断熱リフォームのように、老後を意識して健康を守れるようなリフォームを、50代・60代の方には推奨しています。

断熱リフォームやバリアフリー化によってヒートショックや転倒を防げれば、自分や家族の生命はもちろん、怪我をした場合に発生する医療費も抑えられます。また、住宅全体の断熱リフォームを行えば、光熱費の削減にもつながります。

そのため、老後の健康を守ることを見据えたリフォーム・リノベーションは、長期的に見れば経済的にもメリットがありますし、QOL(Quality of Life)の向上にも貢献してくれるでしょう。

自分たちが“より楽しく暮らせる家”を手に入れるチャンス

50代・60代のリフォーム・リノベーションでもうひとつ大切なポイントは、「自分たちが“より楽しく暮らせる家”を手に入れるチャンス」であるということです。

50代・60代の方が新築を購入した時期はちょうどバブル期で仕事や子育てに忙しく、「家にそこまでこだわる時間がなかった」という方も多いのではないでしょうか。そんな方にとって、50代・60代で行うリフォームこそ、自分たちの好みやこだわりを詰め込んだ“より楽しく暮らせる家”を手に入れるチャンスです。

50代・60代でのリフォームは“人生で最後”

50代・60代でのリフォームは、タイミング的にも“人生で最後”の大きなリフォーム・リノベーションになる方が多いです。これは決して悲観的な意味ではなく、「最後だからこそポイントを押さえて、悔いのないリフォームをしよう!」といった前向きな意味になります。

上記でご紹介したような、

  • 断熱リフォーム等を行って、老後も健康的に暮らせる家にする
  • 自分たちの趣味やこだわりを詰め込んで、楽しく暮らせる家にする

といったポイントを重視することで、“人生で最後のリフォーム”にふさわしい、悔いのないリフォーム・リノベーションを行えると思います。

次の項目からは、リ;コーデ内田が担当した50代・60代向けリフォーム事例などをご紹介していきます。

50代・60代向けリフォーム事例:こだわりを詰め込んだカフェのような空間


50代・60代向けリフォーム事例の1つ目は、「こだわりを詰め込んだカフェのような空間」です。こちらのリフォームは、先程のポイントでご紹介した「自分たちが“より楽しく暮らせる家”」と、「老後になっても暮らしやすく健康を守れる家」の要素がバランスよく入っている事例の1つです。

施主様よりリフォームご相談時に頂いたご要望は、主に以下のとおりです。

  • 雑誌に出てくるような、おしゃれなカフェのような家にしたい。
  • リビングで寝ているため、リビングに近い場所に個室が欲しい。
  • 高齢のお母様のために、玄関を広くしたり手すりを設けたい

広い玄関を意識した導線設計


ご要望に「高齢のお母様のために、玄関を広くしたい」とありました。玄関もただ広げるのではなく、玄関の段差を2段にしたり、手すりを設けたり、扉は基本的に全て引き戸にしたりと、ご高齢のお母様に配慮した設計にしています。

また、玄関では、靴を置くためのスペースをご来客の方から見えない場所に設け、そこから物入(パントリー)へも出入りできるようにしました。この隠す収納の工夫によって、「おしゃれなカフェのような家にしたい」というお客様のご要望にも、より一層応えることができたと思います。

高齢のお母様の部屋からトイレへの行き来をしやすく

その他のポイントとしては、高齢のお母様の部屋とトイレを近づけて、深夜にトイレに行きやすくしました。その際、お客様から「照明が明るいと目が覚めてしまう」という情報をいただけたため、部屋からトイレまでの照明を弱くする工夫もしています。こうした点は、お客様のお話をよく聞いていないとできない配慮だと感じています。

こちらのリフォーム事例について詳しくは、以下のページをご覧ください。

>>リノベーションで二度目の家づくり。|リ;コーデ

その他のリフォーム事例:2世帯住宅の2階部分を繋げて1部屋に

続けて、2世帯住宅のリフォーム事例をご紹介します。

こちらの事例は、もともと木造の大きな家とアトリエとして使っていた建物の2つが隣接しており、その2階部分を若いご夫婦が使用することになったことが、リフォームをご依頼いただいた経緯となります。

2階空間を1部屋にすることで子育てしやすくなった

2階に住まわれる若いご夫婦には、リフォーム後にお子さまが生まれるご予定があり、「子育てのしやすさ」にも配慮する必要がありました。しかし、木造の家の2階部分だけをリビングにするのは少し狭かったため、アトリエのほうの建物の2階部分と繋げることで、広い空間にすることをご提案しました。

広い空間にすることで、キッチンから子どもの様子を見守れるようになり、子育てをしやすい間取りになりました。

下の階で暮らすお母様たちにも配慮した設計

また、お子さまが遊ぶスペースを元々のアトリエ側にすることで、下の階に暮らすお母様たちに、お子さまが遊ぶ音が響きにくくなるような工夫もさせて頂きました。こちらは、やはりお客様からのお話をよく聞くことでできたご提案だと思っています。

その他にも、2世帯住宅の1階と2階を内側で繋いでいた階段を、それぞれの生活スタイルを尊重するために再度塞ぐ工事も行いました。

こうした下の階で暮らすお母様にも配慮したリフォーム設計により、2世帯住宅でそれぞれの世帯が暮らしやすい住まいを実現することができました。

お客様の想像を超えたご提案ができた

「2つの建物の2階部分を繋げて1部屋にする」というご提案を最初にしたとき、お客様は大変驚かれていました。それは、お客様の想像を超えたご提案ができた証拠でもあり、設計士として喜びを感じる瞬間のひとつでもあります。

今回ご紹介した事例のように、リフォームに決まった正解はなく、それぞれのご家庭の生活スタイルによって正解は変化します。まずはヒアリングや現地調査などによって、リフォームを行うご家庭の生活スタイルを知ることが、よりよい設計プランをご提案するために非常に大切なことだと思っています。

50代・60代のリフォームなら「リ;コーデ」にお任せ!


この記事では、リ;コーデ設計士の内田千代子が考える50代・60代のリフォームのポイントについて解説してきました。また、内田が設計を担当した2つの50代・60代向けリフォーム事例もご紹介しました。

50代・60代のリフォームは、タイミング的にも“人生で最後”になることが多いからこそ、

  • 断熱リフォーム等を行って、老後も健康的に暮らせる家にする
  • 自分たちの趣味やこだわりを詰め込んで、楽しく暮らせる家にする

といったポイントを意識して、「100歳まで楽しく健康に暮らせる家」を一緒につくりませんか?

50代・60代からのリフォーム・リノベーションをご検討中の方は、内田千代子をはじめとした設計士と直接話しながら進められる“大人のリフォーム”で話題の「リ;コーデ」まで、お気軽にお問い合わせください。

>>お問い合わせ|リ;コーデ

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